銅製鰐口(どうせいわにぐち) 市指定有形文化財(工芸品)

2017年3月17日
  • 指定年月日 昭和46年2月12日
  • 所在地 大田原市中野内
  • 所有者 青木地区
  • 員数 1口
  • 製作年代 戦国時代
  • 大きさ 面径20センチメートル 厚さ8センチメートル 重量1.84キログラム

 青木地区の阿弥陀堂にありましたが、現在は中野内の青木地区の所蔵となっています。

 鼓面は、甲張りやや盛り上がり、中央の撞座(つきざ)は大きな蓮華文になっています。撞座の外側にある一条線、内区と外区の境にある二条線、さらに周縁の二条線によって、全体が3区に分けられています。肩の左右に釣鐶(つりわ)の耳が付いています。中央左右に短い目が突き出ており、表面と裏面の外区には、左右に銘文が刻されており、天正11年(1583)に寄進されたことがわかります。

 銘文は次のとおりです。

(表面右側)「為二世大願悉地成就也、法界平等利益」
(表面左側)「于時天正十一年癸未三月吉日」
(裏面右側)「奉懸鰐口於青木弥陀堂御宝前所」
(裏面左側)「本願別当興覚宥賢敬白」

 なお、棟札には「大旦那大関伊予守様金子弐分寄進也」とあります。

 

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