天念仏(てんねんぶつ) 市指定無形民俗文化財

2017年5月2日
  • 指定年月日 昭和36年12月8日
  • 所在地 大田原市花園1207 長泉寺
  • 管理者 天念仏保存会

 天念仏は、天祭、または天道念仏ともいわれ、長泉寺の前庭において、毎年、旧暦の7月7日を中心に前後3日間、花園の若衆によって行われました。

 高さ5メートル程の4本柱を立て、頂上に梵天(ぼんてん)を中心に大日如来を安置、太鼓所を設け、四隅に小梵天を配して、太鼓に笛・鉦(しょう)を交えて3日間打ち続けて念仏を捧げ、五穀豊穣・家内安全・息災延命などを祈願する行事です。

 起源は嘉永年間(1848から1854)、黒羽余瀬(よぜ)から法式作法を受け継ぎ、始められたと伝えられています。もともとは雨ごいの行事でしたが、のち現在のように変わったといわれます。

 初日早朝、若者が長泉寺において身支度を整え、寺の裏側に流れる百村(もむら)川で身を清め、太鼓所において、住職を中心に般若心経一巻を誦して開始します。最終日の夕刻、3日間連続の打鼓念仏を終わり、結願法楽(けちがんほうらく)を捧げた後、全員で梵天その他を持ち、やぐらの周辺を鉦(かね)・太鼓をならしながら回り、行事を終了します。なお、現在は休止中です。

天念仏囃子方順序

 1平(ひら) 2御山(おやま) 3岡崎 4速平(はやびら) 5速御山 6天の岩戸 7二遍返し 8数え唄 9十二神楽 10井然(せいぜん) 11吹返し 12野呂間 13莫迦 14七調面 15打切

 

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