木造高峰顕日坐像(もくぞうこうほうけんにちざぞう) 重要文化財(彫刻)

2017年3月14日
  • 指定年月日 平成21年7月10日
  • 所在地 雲岩寺27 雲巌寺
  • 保持者 雲巌寺
  • 員数 1躯
  • 製作年代 鎌倉時代
  • 大きさ 像高82.5センチメートル
  • 非公開

 木造、彩色、玉眼(ぎょくがん)。雲巌寺開山高峰顕日(1241から1316)の像です。

 高峰顕日は、建長寺(けんちょうじ)をはじめ鎌倉の諸寺の住持(じゅうじ)を歴任し、門下には夢想疎石(むそうそせき)などの俊才を輩出しました。諡(おくりな)は仏国国師(ぶっこくこくし)。

 生前に造られた像(寿像(じゅぞう))と考えられますが、高峰顕日が亡くなる前年の正和(しょうわ)4年(1315)に造立された神奈川・正統院(しょうとういん)の像(国指定重要文化財)が晩年の老相を示すのに対して、本像はより若い時期の姿を示し、制作時期もさらに遡る可能性が高いものです。

 頭部の骨格や顔面の肉付けを微妙な起伏で表現しており、像主(ぞうしゅ)の姿をそのまま写し取ったかのような生き生きとした表情を示しています。肖像彫刻の傑作として評価できます。 

 

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