乗化亭奇方(じょうかていきほう) 県指定有形文化財(書跡)

2017年2月10日
  • 指定年月日 昭和45年9月1日
  • 所在地 大田原市前田980-1 黒羽芭蕉の館
  • 所有者 大田原市
  • 員数 70巻(10冊)
  • 製作年代 江戸時代
  • 大きさ 縦21.8センチメートル 横15.6センチメートル
  • 写本・袋綴(明朝綴(みんちょうとじ))

 「乗化亭奇方」は、黒羽藩主であった大関増業(ますなり)(1781から1845)(乗化亭と号す)が藩主を退いた後、天保11年(1840)に編述した医書です。70巻、131部あり、10冊に合本され、別冊として惣目録1冊が付されて、杉材の本箱に収められています。

 本書の編述に際しては、増業の長年にわたる研究を支えてきた侍医たち、特に蘭方の医学に通じていた田中修平の影響を見逃すことができません。

 内容は、内科・外科・産婦人科・小児科・眼科・耳鼻咽喉科・精神科・製薬・救急看護の全般にわたっています。それぞれについての病状・製剤・処方・服薬などを古今の医書や本草書を用いて、その効果を確かめつつ集大成したものです。

 

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