大田原宿町並の図(おおたわらじゅくまちなみのず) 市指定有形文化財(歴史資料)

2017年3月16日
  • 指定年月日 昭和54年3月28日
  • 所在地 大田原市新富町
  • 所有者 個人
  • 員数 1幅
  • 製作年代 江戸時代
  • 大きさ 縦140センチメートル 横180センチメートル

 正徳(しょうとく)3年(1713)正月、大田原宿の町並みの様子を描いたもので、当時の本陣問屋十郎右衛門、町年寄覚左衛門、彦兵衛の名で、江戸幕府道中奉行松平石見守(いわみのかみ)、大久保大隈守(おおすみのかみ)へ届け出た書類の控図です。

 江戸時代、陸上交通の幹線というべき五街道は、幕府の道中奉行の支配下にありました。宿駅には本陣・問屋場を設けて人馬を常備し、公用旅行者の便をはかりました。奥州道中には25人、25匹という規定でこの課役を宿駅に課しました。この賦役を勤めるために資料となるのが本図です。

 この図には、新田入口より大久保出口まで15町8間(1,670メートル)にわたる宿町並みに、馬役95人、歩行役113人、扶持(ふち)11人、無役47人、川越橋掛人足38人、町屋敷304軒が図示されており、奥州道中における重要な宿場町であった大田原宿の様子がよく理解される貴重な資料です。

 

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