町初碑(まちはじめひ) 市指定史跡

2017年2月14日
  • 指定年月日 昭和43年2月15日
  • 所在地 大田原市親園512-1
  • 管理者 個人
  • 高さ 55センチメートル、周囲 93センチメートル

 碑は楕円の長い自然石で、その表面に「此町初 寛永四ひのへ卯年」、裏面には「國井与左衛門」と刻されています。

 この碑の立っている場所は、大田原宿まで4キロメートル弱の奥州道中沿いで、当時は八木沢村といいました。奥州道中は慶長年間(1596から1615)から整備が行われ、それに伴い寛永年間(1624から44)に街道筋に八木沢村も開かれたものと思われ、それを記念しての建碑と思われます。

  國井与左衛門は、八木沢村の名主役をつとめ、同家当主は代々与左衛門を名乗りました。寛永4年(1627)の干支は正しくは丁卯(ひのとう)ですので、本碑は後年の建立とも考えられますが、いずれにしても町初の年を石に刻して、起源を明らかにしている点で歴史的価値があります。

 八木沢村は那須氏の領地でしたが、那須資弥(すけみつ)が延宝9年(1681)2月に加増されて、福原から烏山に転封(てんぽう)となり、それに伴う烏山の近郷地との替地により天領となりました。享和3年(1803)から文政5年(1822)まで、付近の天領61ケ村を支配する吹上陣屋の出張陣屋があった所です。

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