那須氏墓碑(なすしぼひ) 市指定史跡

2017年2月14日
  • 指定年月日 昭和37年6月22日
  • 所在地 大田原市福原361 玄性寺(げんしょうじ)
  • 管理者 玄性寺

 玄性寺は福原にある曹洞宗の寺院で、那須家との所縁が深く、この墓所は江戸期の那須家当主、那須資礼(すけひろ)(1792から1861)によって建てられたもので、那須与一宗隆をはじめとする那須一族の供養塔が7基あります。間口約8メートル、奥行4メートルで、周りは石垣根で囲まれています。

 那須氏は平安時代から江戸時代にかけて那須地域を拠点とした一族で、那須与一が有名ですが、福原城や烏山城などを拠点としました。一族の分裂統合の後、天正(てんしょう)18年(1590)、貞享(じょうきょう)4年(1687)と2度の改易のたびに復活して福原に所領を与えられ、宝永5年(1708)には大名ではありませんが、大名に匹敵する取扱いを受ける交代寄合としての格式が確定し、そのまま幕末を迎えました。

(那須氏関係参考文献)

  • 『大田原市史 前編』大田原市 1975年
  • 『那須の戦国時代』北那須郷土史研究会編 下野新聞社刊 1989年
  • 『那須郡誌』蓮実長著 下野新聞社 1970年
  • 『戦国期東国の権力構造』荒川善夫著 岩田書院 2002年
  • 『栃木県立博物館調査研究報告書 那須家資料』栃木県立博物館 2003年
  • 『大田原市那須野与一伝承館特別企画展 図録 那須与一と「那須家資料」の世界』大田原市那須与一伝承館 2007年
  • 『栃木県史 通史編3中世』栃木県 1989年(88から91ページ)
  • 『黒羽町誌』黒羽町 1982年(180から239ページ)
  • 『烏山町史』烏山町 1978年

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