那須与一伝承館
「平家物語」で有名な「扇の的」の物語。
元暦2年(1185年)2月、源義経は四国屋島に陣を構える平氏を背後から攻めたて、慌てた平氏は船で海に逃れ海辺の源氏と対峙することになりました。
沖から立派に飾った一艘の小舟が近づき、美しく着飾った女性が、日の丸を描いた扇の竿の先端に付けて立っています。「この扇を弓で射落としてみよ」という挑発でした。
義経は、弓の名手那須与一 を呼び寄せ「あの扇を射て」と命じました。
与一は何度も辞退しましたが、聞き入れてもらえず意を決して馬を海中に乗り入れました。
与一は鏑矢を十分に引絞ってひょうと放ち、正確に扇の要から一寸ほど離れたところを射切りました。扇は空に舞い上がったのち春風に一もみ二もみもまれて、さっと海に散り落ちました。紅色の扇は夕日のように輝いて白波の上に漂い、浮き沈みました。沖の平氏も陸の源氏も、これには等しく感動しました。
大田原市は中世から近代にかけて那須氏の拠点が置かれ、ここで那須与一 が誕生・成長したと伝えられるなど、与一および那須氏とのゆかりが深いところです。
大田原市那須与一 伝承館では、この与一の活躍をロボットと映像でお楽しみいただくとともに、与一や那須氏に関連する資料をご覧いただくことができます。
与一伝承館
扇の的劇場

客席数53の劇場で、「扇の的」として名高い屋島合戦における那須与一 の活躍を、からくり人形風ロボットと三面ワイドスクリーンの映像によって表現しています。
那須与一展示室

与一を生んだ那須氏に伝わる「那須家資料」をはじめ、与一や那須氏に関わりのある貴重な資料を展示しています。また与一にまるわる伝承や芸能を、タッチパネルでご覧いただくこともできます。
太刀銘成高(国の重要文化財)
与一が扇の的を射た際、身に着けていたとされる太刀。
綾包太刀拵(国の重要文化財)
太刀銘成高の拵。与一が扇の的を射た際、身に着けていたとされる。
那須家軍器図(国の重要文化財)
江戸時代の那須家当主である那須資明が、那須家に伝わる宝物を描いたもの
屋島合戦図
那須家に伝わった屋島合戦における与一の活躍を描いた絵。
豊臣秀吉朱印状
豊臣秀吉が那須与一郎(資景)に対し、所領を与えたもの。
上杉謙信書状
戦国時代に上杉謙信から那須家当主の那須資胤に宛てて出された書状。
竹のギャラリー

多目的ホールのロビーを兼ねて、大田原市で盛んな竹工芸の作品を展示している施設です。人間国宝の勝城蒼鳳氏や(故)八木澤啓造氏の作品をはじめ、全国竹芸展の最優秀作品などを展示しています。(入場無料)
多目的ホール

このホールはステージがなく、可動式の座席(183席)により、利用形態に応じて床全体をフラットにすることもできます。演奏会・講演会・展示会など、まさに多目的に利用できます。また、与一太鼓の定期演奏会などもご覧いただけます。
休館日
- 毎月第2・第4月曜日(その日が休日に当たるときは、その翌日)
- 1月1日から1月3日まで
- 燻蒸や展示替えのため休館する場合がありますのでご確認ください
開館時間
与一伝承館
午前9時から午後5時まで(入館は16時30分まで)
竹のギャラリー
午前9時から午後5時まで(多目的ホールの使用があるときはその使用時間まで)
多目的ホール
午前9時から午後10時まで
入館料・使用料
与一伝承館
個人
- 大人(高校生以上) 300円
- 中学生以下 無料
団体(10名以上)
- 大人(高校生以上) 250円
- 中学生以下 無料
竹のギャラリー
無料
多目的ホール
ホール
平日
- 午前9時から午後12時まで 3,000円
- 午後1時から午後5時まで 4,000円
- 午後6時から午後10時まで 5,000円
- 午前9時から午後10時まで 13,000円
土曜日・日曜日・休日
- 午前9時から午後12時まで 4,500円
- 午後1時から午後5時まで 6,000円
- 午後6時から午後10時まで 7,000円
- 午前9時から午後10時まで 19,500円
楽屋第1・第2
- 午前9時から午後12時まで 300円
- 午後1時から午後5時まで 300円
- 午後6時から午後10時まで 300円
- 午前9時から午後10時まで 900円
案内図
館内図








