平成20年度大田原市新型インフルエンザ対策模擬訓練
平成20年10月27日、市庁舎南別館2階会議室及び総合文化会館周辺駐車場において、大田原市新型インフルエンザ対策模擬訓練を行いました。
目的
- 新型インフルエンザが発生したとの想定で、ドライブスルー方式の発熱外来を設置し、問題点の抽出を行う。
- 関係団体、機関との共通認識及び、共通理解を図る 。
- 市職員の危機管理意識の向上を図り、対応時の能力向上を図る。
- 市民の新型インフルエンザに対する危機管理意識の醸成を図る。
参加者
- 大田原市新型インフルエンザ対策本部員
- 大田原市新型インフルエンザ健康危機管理部員
- 大田原市新型インフルエンザ対策連絡会議構成員 等
訓練内容
各施設における対応の確認(図上訓練)
大田原市新型インフルエンザ対策連絡会議の構成員である企業、施設等に対し、事前に国内外未発生の段階であるフェーズ3Aから、新型インフルエンザの一時的終結期である後パンデミック期についての想定と対策状況についてアンケートを行い、当日にいくつかの団体に発表していただきました。
防護具着脱訓練(着衣訓練)
発熱外来訓練を行うために、まずは防護具(PPE)の着衣訓練を行いました。
個人防護具はただ着用するだけでよいというわけではなく、正しく着用しなければ効果がありません。
皮膚や髪の毛などが表に出ないように、正しく着用するためにも訓練が必要となります。
陰圧テント組立訓練
発熱外来の設置のために、今回は陰圧装置のついているリフトテントを使用することもあり、その組み立て方法について訓練を行いました
陰圧とは、通常の大気圧より低い状態を指し、テント内を陰圧に保つことによって、テント内のウイルスに汚染された空気を、テントの隙間や出入り口等から不用意に外に漏らすことがなくなります。
汚染された空気をテント外へ排出する際は、陰圧装置に取り付けられている特殊なフィルター(へパフィルター)によってウイルスをキャッチし、正常な空気にしてからテント外に排出します。
発熱外来訓練
発熱外来は、緊急的に設置される新型インフルエンザ専用の外来機能のことで、新型インフルエンザの患者とそれ以外の患者とを振り分けることで両者の接触を最小限にし、感染拡大の防止を図るとともに、新型インフルエンザの診療を効率化し混乱を最小限にすることを目的としています。
この発熱外来は都道府県によって設置されることになっています。当市では、早期に市民を守るためにもこの発熱外来を設置したいと考えております。
今回の訓練では、ドライブスルー方式(車に乗りながら)の診療方法を行いました。
総合文化会館周辺駐車場にテントを5か所(内陰圧テントは1か所)設置し、受付、検査、トリアージ、診察、薬処方の5段階での診療としました。
重篤患者の搬送訓練
大田原地区広域消防組合にご協力いただき、発熱外来診療患者のうち、重篤患者の搬送訓練を行っていただきました。
患者との直接的な接触を避けるため、特殊な袋に患者を納めて救急車で搬送しました。
防護具着脱訓練(脱衣訓練)
防護具の着脱訓練は、脱衣がもっとも重要となります。使用後の防護服はウイルスで汚染されている可能性があるため、防護具の外部はなるべく触らず、また、こまめに消毒を行いながら慎重に脱衣していきます。
これらの訓練の模様については、広報平成20年11月15日号にも掲載されていますのでご覧ください。




