勅額門

 佐良土(さらど)の法輪寺所有の山門。法輪寺境内に入って正面に見える大日堂の右を通り抜け、奥の本道へと続く参道を上りつめたところにあります。

 法輪寺は、寛元3年(1245年)後嵯峨天皇勅願所としての御宣下があり、山・院・号の3つの額を賜ったとされています。しかし、現存はしていません。

 現在の山門にある「正覚山」の立額は、本堂内にある「実相院」の額とともに、「靈雲比丘法明書」とあるように、靈雲法親王の御染筆であります。こうしたいわれから、勅額門と称されています。また、山門自体も茅葺屋根で、逆門建造という特異な形態となっています。